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真言宗東寺派 百観音明治寺

行事案内

月例行事


写経の会

毎月第1日曜、並びに翌月曜日 午前9時より

 妙法蓮華経には「この経を受持し、読誦し、解説し、書写し、説の如く修行すれば、よく大願を成就す」とあります。写経をすること自体の功徳はもちろんのこと、余計なことを考えず、ただひたすら集中する時間は、雑音の多い現代社会では貴重な時間かも知れません。慣れないうちは多少お疲れになるかもしれませんが、続けていくうちに自然と様々なことが身についてまいります。
 薄く文字を印刷した写経用紙を使用いたしますので、初めての方もご安心ください。

 席数:約30(椅子14、座布団16ほど)
 写経用紙、硯、下敷き等は寺で用意しております。小筆のみお持ちくださいませ。また、納経料として千円をお供えください。

※ 正月と、節分のある二月は第二日曜日になる年がございます。


坐禅の会

毎月1回 土曜日午前9時より
(日程は2か月前に、ご登録の方にお知らせいたします。)


 坐禅というと禅宗のイメージが強いかも知れませんが、そもそも瞑想は仏教の基本とも言える大事な修行です。お釈迦様も説かれている数息観という坐禅法を基本として、深くゆったりとした呼吸法を体感していただきます。
 瞑想の時は必ず腹式呼吸で行いますが、この呼吸は横隔膜を刺激し、自律神経を整えます。また、昨今「マインドフルネス」という言葉で注目されているように、ストレスを軽減し、脳の活性化を促すことも科学的に立証されています。また、ご希望の方は真言密教の坐禅法である阿字観を体験していただけます。
 警策で叩くということはいたしませんし、半跏坐ができない方は椅子に座りながらでも結構です。お気軽にご参加くださいませ。参加料は500円です。

ご参加希望の方は問い合わせフォームからお申し込みいただくか、LINEをご登録ください。
LINEは ID「@040haupf」で検索、もしくは下記urlから追加してください。
https://lin.ee/eneWeB3


観音経読誦会

毎月17日 午後2時より

 毎月17日(お寺によっては18日)は観音様のご縁日です。明治寺では迫力ある太鼓の響きに合わせて妙法蓮華経の観音経、般若心経、十句観音経をお唱えし、参拝者各家の息災を祈願しております。
 法要の後、法話と茶話会を行っておりますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。どなたでもご参加いただけます。

年間行事

節分祭

2月3日(立春の前日ですので、2日や4日の年が稀にございます)

 百観音明治寺では、2月3日に節分会星まつり(星供護摩法要)を修行いたします。追儺とは、新たな災いの種となる心の垢(煩悩)を鬼と見立てて追い払い、また、自分の物を他人に分け与えて心身内外の大掃除をすることでございます。
 厄歳・干支の歳にあたる方ばかりでなく、どなた様にもご参加いただき、力一杯豆を撒いて清々しい立春大吉の日をお迎えくださるようおすすめ申し上げます。
 星供(ほしく)とも言い、この一年の厄を除けるために修される祈祷です。それぞれの生まれによって決まる本命星(ほんみょうしょう)と、一年ごとに巡るその年の星、当年属星(とうねんぞくしょう)を祀り、供養いたします。
 日曜や月曜など、日から土までの星の名前がつく曜日、すなわち「七曜」は、宿曜経というお経によって日本に伝えられました。弘法大師空海が伝えたこの宿曜経によれば、人はあらかじめ定められた星に属して生まれてくるとされています。その本命星は、生まれた年の干支によって判断されますが、言い換えれば各個人が生まれ持つ運命や運気、天分のようなものでしょうか。そして常に移り変わる世の流れ、星の巡りが当年属星でございます。これらの星が作用し合い、人の一生の吉と凶を織りなすとされています。
星まつりは、星まわりが善き年はより善き年となるように、そして星の巡り合わせの悪き年は、大難を小難に、小難は無難にと、厄を除け、開運を祈願する修法でございます。


花まつりコンサート

4月8日 直前の日曜日 午後6時より
(コロナ禍以降、休止中)

 お釈迦樣がお生まれになった4月8日の花まつりに因み、明治寺では本堂にてチェンバロのコンサートを行っております。ライトアップされた満開の桜の下、日常とは違う時間をお過ごしください。
 必要経費を除いた収益は、その時に最も適切な募金先に寄付いたします。

献灯会

7月最終日曜日 午後6時より

 百観音明治寺の境内には、石仏の観音様が約180体いらっしゃいます。献灯会では、それぞれ観音様に祈りを込めてお灯明をお供えするのです。千以上の灯りがともると、まるで天の川の中にいるかのよう。「私がお供えした明かりはどれかな」と思いながら眺めれば、その景色の綺麗さはまた格別です。どなたでも参加いただける、和やかなお祭りです。

 「世界中の子どもたちが飢えや貧しさや、戦争の恐怖にさらされることなく、どうか幸せになりますように…。」と、みんなで祈ることが趣旨です。残念ながら、いまだに飢えや病気や恐怖の中で生きなければならない子どもが、後を絶ちません。せめて年に一度はこのことを思い出し、灯明を500円で買っていただき、その浄財を子どもたちのための活動や義捐金に寄付させていただく行事です。